映画:ドラゴンボール超スーパーヒーローを鑑賞してきました。
今回は気合を入れてガッツリ感想を書いちゃおうかな!!
※この記事はネタバレを含みます※
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓本文は下記から↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【目次】
1.ストーリー
①Dr.ゲロの孫であるDr.ヘドが研究費欲しさにRR軍に取り込まれる
②超天才ヘドは半年で悟空とベジータの強さに迫るヒーロー2体を作る
③RR軍にたぶらかされてヘドとヒーロー2体は悟空達を倒す決意をする
④手始めにピッコロが命を狙われるが、ピッコロのファインプレーで身を隠した状態でRR軍とヘド達のアジトを突き止めることに成功
⑤ピッコロは悟空とベジータに救援を求めるが連絡がつかない
⑥仕方ないので腑抜けの悟飯に見切りをつけてドラゴンボールで自分の潜在能力を引き出して一気に超強くなる
⑦RR軍は次の標的を悟飯に決め、誘い出すためにパンの誘拐を決行
⑧ピッコロは事前にパンの誘拐を察知して阻止するが、悟飯の覚醒の良いきっかけと考え狂言誘拐を実行(パンも乗り気)
⑨結果、パンの誘拐にブチギレた悟飯がRR軍に乗り込み、ヒーローと戦いながら戦いの勘を取り戻していく
⑩ピッコロも進化した力で加勢してRR軍を追い詰める
⑪追い込まれたRR軍は最終兵器セルマックス(ヘドの改造で超強くなったデカくて知性の無いセル)を起動
⑫ヒーローと悟飯とピッコロと手の空いていた戦士たちが手を組んでセルマックスと戦う
⑬悟飯の一撃に懸けてピッコロが時間を稼ぐも仲間がやられていく
⑭遂にピッコロもやられてしまった時、悟飯がプツン
⑮新形態に覚醒して魔貫光殺砲でセルマックスをぶち抜く
⑯セルマックス、敗北・・・そして爆発
⑰RR軍は事実上の壊滅状態。ヘドはブルマに雇われる。
⑱一方その頃、ベジータは悟空に初勝利をするのだった
以上。
2.良かった点
・冒頭に嬉しいサプライズ
一番最初に少年悟空が凄い作画でRR軍相手に大立ち回りをするシーンが描かれていました。
これは何とも素直に嬉しかったですね(^^♪
まさか少年悟空の戦いが現代の作画でリメイクされるとは・・・!!
・ピッコロさんらしさを活かした活躍が描かれる
命を狙われたピッコロさんが敵の超威力の爆発で葬られたかと見せかけて、実はその隙に身を隠して逆に敵のスパイをするという大活躍。
このクレバーぶりは流石のピッコロさんと言わざるを得ない。
敵に勝てないまでもタダではやられないのが素晴らしいですね。
・悟飯の髪型がかっこよくなってる
通常時の悟飯の髪型がかっこよく感じましたね(^^♪
髪が細かく分かれていてスーパーサイヤ人のような髪型でした。
ヤムチャとは明確に差別された状態で良かったと思います。
・最後まで悟空とベジータ抜きで戦い抜いた
悟空とベジータは別の場所で修業をしていたんですが、最後まで戦いに絡んできませんでした。
途中で参戦するんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、何とか悟飯たちで戦い抜いてくれました・・・!!
これは期待していた展開で良かったですね!
3.悪かった点
・遂にドラゴンボールを使ってお手軽強化をやりやがった
ピッコロさん、遂にドラゴンボールを使って自分を強化しちゃいました(^^;)
潜在能力を引き出したのと、ついでに神龍からオマケの力をもらったみたいです。
そんなことできるの!?というかしちゃっていいの!?と思いましたが、デンデがドラゴンボールをアップデートすることで可能になったようです。
結果、自力で悟空達に迫る実力を手に入れることに成功し、かつオマケの力でヒーローを圧倒する(つまり悟空達を超えるであろう)実力を手に入れてしまった。
・ブルマがドラゴンボールで美容整形してた
ヒップアップと顔の小皺とりをしているシーンが見れますよ。
・・・ってマジで美容整形やるんかい(笑)
・戦いの展開が原作セル戦の焼き直し
ちょっと捻りが足りないかなぁ、というのが素直な感想。
まあデカいセルとのレイド戦ではありましたが、結局キレた悟飯が覚醒してぶちのめすっていう・・・。
いや、原作の戦いは大好きなんですけどね!!
・ゴテンクスのフュージョンは失敗版しか出ない
悟天とトランクスも戦いに参戦するんですが、スーパーサイヤ人にならないっていう・・・か、もしかしたらなれないのかも(^^;)
そう考えたらスーパーサイヤ人にはなれる状態を保っている悟飯はまだ何とか威厳を保っている方なのかもしれない。
しかもフュージョンを試みて失敗してデブ化するし、結局そのままエンドなんですよ。
いやいやいやいや・・・それは駄目だろ。
せめて成功版を出してこそ許される展開ではなかろうか・・・。
(っていうかフュージョンするイコール失敗、っていう流れはもう流石に擦り過ぎだと思うんですよね。)
・悟飯の新形態がダサいし碌に動かない
終盤に悟飯が銀髪赤目の新形態に変貌して超強くなります。
デザイン的に原作セル戦の覚醒した悟飯を意識しているんだと思いますが、髪のボリュームがデカすぎてダサい。
しかもちょろちょろっと格闘しただけでトドメの一撃を放つ。
ハッキリ言ってその新形態は必要なかったですよね??って言いたい出来でしたね。
・決め技が何故か魔貫光殺砲
唐突に放たれた魔貫光殺砲でゲームセット。
対戦ありがとうございました。
実は悟飯が仙豆をキャッチし損ねるという誰が得するのか分からないオマージュがあったので、それをモグモグしたセルが復活して戦いが続行するかと期待していたのですが、そのまま戦いは終了してしまいました。
ここから新形態の悟飯がかっこよく大暴れしてフィニッシュするだけで全然評価が違っていたと思いますよ(^^;)
・・・っていうかせめて魔閃光で締めろ。
それが無理ならかめはめ波だろ。何で魔貫光殺砲なんだ馬鹿野郎。
・セルを使った展開の出し惜しみ感が半端ない
終始、セルは知性が無いまま暴れていましたね。
つまりセルというキャラクターの引き出しは残されているということ。
多分ですが、悟飯がキャッチし損ねた仙豆を使ってセルを復活させて、次回作以降で使うんじゃなかろうか。
セルの形をした何かと戦っていただけ、なんですよねぇ・・・。
・狂言誘拐はダメでしょピッコロさん・・・
「悟飯を覚醒させるため」と言えば聞こえはいいかもしれませんが、ピッコロは自分たちよりも格上の相手であるRR軍にパンを預けた訳で、最低の行為だと思います。
常にピッコロさんが側にいて守っていたので、まあ、うん、ギリギリアウトってところか。
・結局、悟飯も仕事にかまけて育児放棄してる
悟飯も結局カカロットと同じタイプの人間でした(笑)
仕事に夢中で数日間こもることが当たり前でパンの育児はピッコロに任せる始末。
まあ、仕事であるだけカカロットよりはマシかもしれません。
でも世の女性からは叩かれるだろうなぁ・・・。
・カカロットの知能低下が止まらない
気づけばただの脳筋になってました(笑)
目的を持って座禅を組むベジータを怠け者と批判する始末。
この人、一時期は神様の下で似たような修行をしていたはずなんだけどなぁ・・・(^^;)
しかも最後にはベジータに敗れたよ。
悟空を馬鹿キャラにしたい勢の勢いは止められないのか・・・?
マジで1回で良いから原作を通読してくれ(-_-;)
4.感想まとめ
正直、つまらんと思いました。
ドラゴンボール周りの設定を弄ってくるかと思いきや、だいたい原作再現サービスに終始しているだけで、しかもセルマックスの爆発で地球が滅ばなかったり等を筆頭にご都合主義な展開が多い。
変に設定とストーリーを弄りつつも小さくまとめている作品、って感じ。
脚本が誰か知らないけど、テキトーにファンサービスを詰めとけば良いんでしょ感がプンプン香りました。
ピッコロさんがずっと活躍しているので、ピッコロファンは嬉しいかもしれない。
まあ、ドラゴンボールを使って超絶強化ってポイントに目を瞑ればだけど(^^;)
多分だけど僕みたいな原作ファンからすると全く面白くないと思う。
終わった時に『本当にこれで終わりなのか・・・?』って真剣にショックでした。
(頼むからラストへのフリであってくれ、と願いながら観ていたので)
皆が期待していたであろう悟飯の大活躍!は殆ど無いと言って良いんじゃないかな。
新形態はマジで要らなかったと思う。何の説明も無いし。
もしかしたら身勝手の極意なのかもしれん。
う~~~ん・・・期待していただけに残念だ。
あんまり普段は言わないけど今回ばかりはオススメしない、かな。
マジで滅茶苦茶つまんなかったよ。個人の感想だけど。
でも僕マジで原作ドラゴンボールは大好きですから!
だからこその感想なのかもしれない。
5.(追記)ネットの感想を加味して
意外と好評、らしいですよ・・・。
マジか?って感じなんですけど(^^;)
悟飯の新形態と決め技の魔貫光殺砲も良ポイントらしいですよ。
みんなもう何でも良いんじゃないか?
好きなキャラが動いてるだけで満足するんじゃなかろうか。
今回の映画はマジでファンを馬鹿にしていると思うけどね。
適当に過去作をなぞって媚びとけばウケるっしょ!って思われてるって。
新形態はまだしも、魔貫光殺砲って父親を絶命させた技だぜ!?って僕は思っちゃうけれども。
しかも元々使えていた技でもなく、使用後に「実は練習してました」で済まされるような展開で本当に納得いくのか!?
これに対して『分かってる』って言っている奴は絶対に分かってないからな!!
by 老害ファン