実際のところテレワークは扱いが難しい。
ハッキリ言って才能の世界だと思う。
テレワークが向いている人もいるし、全然向いていない人もいる。
つまり個人の資質に依存している労働形態であると言える。
ちなみに僕はテレワークが向いていない自覚がある。
仕事が嫌いなわけではないけれど、人目が無いとメッチャ気が緩む(^^;)
テレワークで成果を挙げるのは俺には無理。と諦めている(笑)
めんどくさいけど出社して、ようやくそこそこの仕事をしている。
まあ、上司や先輩はみんなテレワークをしているから、職場でも大概のびのびとできているのかもしれない(笑)
と、一労働者の観点であればテレワークを論じることは容易い。
特に社員が選択できる立場であるなら猶更である。
好きな方を選択して仕事をすれば良いのだ。
だが、企業から見ると凄く難しいテーマだろう。
色々な社員がいる中で『リモートワークは益となるか害となるか』を判断しなくてはいけない。
こいつは生産性が下がっているから出社、リモートワークでも生産性を維持できているから許可する、などと簡単に指示できるものでもない。
個人に能力や特性の差があれど、露骨な待遇の差を付けるわけにはいかないのだ。
(それはそれで理不尽な世の中だな、と思ってしまいますね)
僕個人の勝手な偏見では『大多数はテレワークに向いていない』と思います。
いわゆる意識が高い人間、自分で自分を律することが出来る人間でないとテレワークでも成果を挙げ続けることは難しいでしょう。
仕事に対してネガティブな人間はテレワークでは絶対にサボるだろう。
賞罰があれば話は違うかもしれないけれど、そんなことをしていたらその企業はコンプライアンスで叩かれてしまいかねない。
で、多くの社会人って惰性で仕事をしていると思うんですよ。
つまり僕の考えでは多くの社会人はテレワークに向いていない、という論法です。
実際、テレワークの生産性を調査する研究では大体がマイナスの値を出している。
働き方が変わったりしたら最初は効率が落ちる物だし、そもそも何をもってして計算するかでも結果は大きく変わるでしょうが、まあでも体感的には『そりゃそうだわな』って気もする(笑)
でもね、テレワークって社員のQOL的には意味合いが凄く大きいと思うんですよ。
それは企業にとってもメリットだと思う。
エンゲージメントを高めることが出来れば、社員が離職することを避けられますからね。
つまり以下のことを言いたい。
①ほとんどの人間はテレワークで効率が爆発的に下がる
②しかしテレワークは働くストレスを低減させる
③企業も社員もテレワークを有効活用するべき!
・・・テレワークを守ろうぜ!!って話。
一時的な快楽に身を委ねないこと。
テレワークにおいても頑張って働くこと。
そうすることで企業も個人もWin-Winな関係を作り上げるべきだ。
テレワークの存在は言わば埋蔵金のようなものだ。
まだまだ発展途上にある労働形態だと思う。
この文化を廃れさせないためにも、明日も頑張って働こう!!