『執念深さ』って才能だと思うんですよね。
気合とか負けず嫌いとか表現は色々あると思うんですけれども、大人になるにつれて引き際を学んでいってしまう。
先を見通す計算高さが諦めという選択肢を用意してしまう。
成長と共に失われてしまう力、なのかもしれない。
執念深さって凄いですよね。仕事にしろ遊びにしろ。
『何が何でもやり抜いてやる!』って根性を持っている人は容易に計算を超えてしまう。
例えば同じスキル10を持っている人がいたとして、一方は気合MAX、もう一方は無難にこなす人だとしたら、発揮できるパワーは10倍くらいの差がついても不思議ではない。
(ただ、その後のダメージは分からんけれどもね・・・)
執念深さを持っていないことが悪い、という訳ではない。
先のことを考えるが故に力をコントロールするのも技術だ。
全員が全員、気合MAXマンだとそれはそれで駄目な組織だ。
大事な時に力を発揮できなければ困ってしまうもの。
でも執念深さを持った男になりてぇ・・・!!
爆発的な集中力で状況を打開できる力が欲しい。
何かそっちの方がドラマチックだし、勉強の効率も遥かに良さそうだし。
昔は僕も一日20時間くらい働いていた時もあるんですよ。
死ぬほど炎上している案件の時は一日2時間しか寝れない日が2~3週間くらい続いたこともあります。
(そこから解放されても4時間寝れてハッピー!な世界に続く)
今、同じことをやれと言われても絶対に無理だと思います(^^;)
ただ、当時は若さがあった。
仕事のために命を削る情熱があったんですよね。
まあ、仕事のためにそこまで身を削るのも馬鹿らしいかもしれませんが。
結局その職場では身がもたずに辞めてしまいましたからね(-_-;)
ただね、働き方改革とやらには疑問もありましてね。
フルパワー爆発で仕事に打ち込む機会があった方が人生は豊かなんじゃないかな、とも思います。
今の僕は仕事は程々に収める生活を送れていますが、人間としての粘り強さとか勝負強さは昔の方があった気がしますねぇ・・・。
まあ、上司が根性論を強いてくるような組織はシャレにならないので、大人になればクレバーになる方が周囲の人にとってもありがたいんでしょうけれども。
だとすると執念深さを磨くよりも、クレバーに効率よく力を発揮できる方法を考えた方が良いんだろうな。
・・・ちょっと反省。