有名な手法ですが、最近実践しているノート術についてご紹介。
仕事を始める前に1分トライするだけで結構な効果がありますよ。
【やること】
自分の考えていることをノートに書き出す。
僕は悩んでいることや考えがまとまらないことをアウトプットすることが多い。
やりたいことをする前に順番とかを書き出すことも多い。
【効能】
考えていることが整理されて問題が可視化される。
自分を客観視することが出来る。
例えば仕事とかプライベートで困っていることが山ほどあると、悩み事が堂々巡りで延々と苦しんでしまうことがあると思います。
悩めば悩むほど解消されるなら良いんですが、基本的には何も解決しない。
何から手を付ければいいか分からない状態でグダグダしてしまうのがオチだ。
人間は器用にマルチタスクがこなせるようには作られていないのだ。
大事なのは明確に可視化することだと思う。
ノートに書き出す点のメリットは、アウトプットしたことが形になること。
頭の中で考えていることは次から次へと湧き出しては霧散していく。
だから同じところを何度も何度も繰り返し迷ってしまう。
その点、書き出してしまえば自分の目に見える形で顕現する。
自分が何を悩んでいるのかを形として知ることが出来る。
コレがでかいでしょう。まず。
脳内でうじうじと考え続けているだけでは、解決策を考え始める所に到達できない。
何が課題かを認識できなければ解決策も何もあったものではないだろう。
ノートに書き出す方法は課題を可視化して向き合うことが出来るのが良い所だろう。
文字という形でアウトプットすることで思考を積み上げることが出来るのだ。
そして「書く」という行為が良いのだ。
まずは脳が活性化されるらしい。手を動かすというのは良いらしい。
何よりタイピングに比べて少々めんどくさいのが良い。
めんどくさいから結構頭に残る。
めんどくさいから同じことを何度も書かない。
あと、書き出すことで結構ストレス解消になる。
例えばプライベートの悩み事のせいで仕事に中々手がつかないことってありませんか??
誰かとけんかしている状態でそのことについて想いが巡り過ぎて仕事に集中できないような状況。
そんな時に生きるのがノートへのアウトプットだ。ストレートに書き出してみる。
「○○と喧嘩していてムカついている。」
・・・何度も言うが書き出してみると可視化される。
自分の現実を知ることが出来る。これが大事なのだ。
そしてもう一文を書き足してみる。下記は例だ。
「今、出来ることは無い。昼休みに考えよう。」
「まずは仕事に集中したい。夜に連絡してみよう。」
「思い切って仕事は中断して対策を考えることに集中しよう。」
滞留している想いを吐き出すことが次のステップへとつながる。
自分が今何をするべきなのかを考えて実行できるのだ。
以上、ノートへのアウトプットを活用した思考整理術でした。
考えを可視化して自分を知る。見えた課題に論理的にアプローチする。
コレだけのことではあるんですが、頭の中だけでこれを実施するのは本当に難しい。
何か形あるものとして生み出すというのは重要なアプローチだと思う。
文字が無い時代の人間はどうやって思考していたのか?
仲間に情報を共有していたのか?
後世への伝授を行っていたのか?
それとも文字が生まれたからこそできるようになったのか??
・・・それの答えは分かりませんが、ノート術は反対に文字化できるからこその強みがあると言えますね。
1分で良い!!悩み事を書き出してみるんだ!!
可視化さえしてみれば解決策を考え始めることが出来るから。