結局、俺って何ができるのよ?
と鬱々としてしまうことがよくある。
医療情報技師とか普通運転免許とか資格は持っているけれども、他者と比較して世の中に役立てる技能って何かあるだろうか?
といった具合だ(^^;)
俺の仕事なんて自社製品のことをそれなりに理解できていて、日本語が話せたら誰でも出来ますよ。
これはもう間違いなく事実なのだが・・・
だからと言って『じゃあ俺ってゴミじゃん』と思わなくても良いと思う。
その誰でも出来ることって、万人にとって出来ることではないんですよね。
仕事をしていたらビックリするくらいに話が通じない人っているじゃない。
そういう人って誰かと折衝する仕事は苦手だと思うんですよね。
だから相手の言うことを理解して空気を読んで話せるだけでも大したものだ。
普通に人の話が聞けて普通に話せることは誇っていいスキルだと思う。
ビックリするくらいに話が通じない人も相手の意見を跳ねのけるとか、自身の要望を相手に強く伝えるとか、そういう意味合いでの強さを持っている。
それはそれで色の違う長所だと思う。
平凡なスキルは平凡ではあっても価値がある。
自分のプラスを以てして他者のマイナスを埋めて補い形を成す。
そのための社会なのだから。
ようは適材適所。物事は考え方次第である。
だから自分を知ることが大事。
自分には何が出来て何が出来ないのか。
自分が当たり前にできると思っていることを自覚すること。
日本語を話せる。他者の声を聞ける。立っておける。
それらは全て捉え方次第では十全に武器になる。
自分で言うのも何だが僕は論理的なタイプである。
感情を抜き出して理屈だけで考えて相手に伝えるスキルはそれなりにある。
反面、その言葉には感情が無かったり思いやりが欠けている傾向にある。
相手の立場とかを考慮したり長いものに巻かれて大局の流れに身を任せる傾向がある。
自分の意見とかを度外視してイエスマンになりがち。
無駄な争いを避けることで結果的に必要時間を削れていると思う。
一方で自分が率先して皆を引っ張るような姿勢はあまり無い。
リーダーとかには向いていない歯車マンだと思っている。
(でも、衝動的に活動するタイプの人間には出来ないスタイルだと思う。)
自分にとっての当たり前をあえて評価する。
唯一無二でなくても良い。自分の在り方を武器にできる思考法。
他者にも自分にも減点法が当たり前の世の中・・・。
止めましょう。しんどい(笑)
僕が得意とするステージもあれば、後輩の方が生き生きと仕事できるステージもある。
全然当たり前のこと。全員が全員、同じように活きなくても良い。
ただし、自分がスイスイと泳げる水場を知っていても良いじゃない。
そういうことを言いたい。俺だってコレなら出来るで、の精神。