僕の趣味が行き交う街

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【仕事】格上相手には一撃で怯ませてトドメを差さない姿勢を持つ

仕事 あえて負ける 技術

ビジネスの会話は常に平等でない。

権力、立場、人間関係・・・常に互いにハンデが存在する。

相手が上司であるならば勿論、お客様が相手であれば言うまでもなく。

圧倒的かつ理不尽に不利な状況から始まる。

 

正直僕はそういう場での立ち回りが圧倒的に下手くそだ。

自分が正しいと信じ込んでいることを愚直に言い放って自らの立場を危ぶませる。

だが幸いなことに僕には多くの機会が与えられた。

何度も立ち回りでの失敗を繰り返しているのに、人手不足という最強の後ろ盾を得て存分に失敗を繰り返すことが出来た。

そしてさすがに学んだことがある。

 

【格上相手の立ち回り術】

①格上相手には喋らせろ

②攻める時は一撃で相手の心臓部に叩き込め

③トドメは自分で刺さずに本人に決めさせろ

④最後はちょっぴり自分が負けておけ

 

以下、解説。

 

①格上相手には喋らせろ

まず、格上な奴は格下の話をまともに聞こうとしない。

自分がしゃべりたいだけである。大いに結構じゃないか。

好きなだけ話させてやればいい。そして自分は基本的に黙って聞いておく。

 

一方的に喋るということは最強の攻撃術に見えるかもしれないが、その本質は逆にある。

人は喋れば喋る程に弱点を晒し続けていく生き物である。

特に話しながらヒートアップする人種は殊更に分かりやすい。

それに人間という物は言いたいことを言い切ってしまえば満足してしまうものだ。

そしてそこに逆転のチャンスがある。大きなスキが出来る。

 

(ちょっと一方的に言い過ぎたか?)

と相手が思い始めた瞬間がねらい目である。

峠を越えれば戦いに応じる気力も弱っているというもの。

まずはじっと耐える。相手に喋らす。情報と体力を巻き散らかさせる。

 

頭が良い相手だったらこの時点で話を終わらせてしまっても良い。

後述する『トドメを自分に刺させる』を勝手にやってくれる可能性が高い。

きっといつかそっと借りを返してくれるはず。

 

②攻める時は一撃で相手の心臓部に叩き込め

相手が言いたいことをすべて言って感情のピークを越えた時。

余計な言葉を使わずに一撃で相手の心臓部を貫く。

その一撃が的確かつ強力であれば、相手は正論を吐けない。怯む。

 

そして相手が怯んだことを察したら、そこでこちらが折れてやったら良い。

これを機とベラベラと正論をまくしたてて攻撃してはいけない。

自分の感情がヒートアップして余計なことを言ってしまい自分の弱点部をさらけ出してしまうことになる。

『売り言葉に買い言葉』で権力を盾にフルボッコにされかねない(笑)

 

同時に相手に恩を売ることもできる。

(あれ? よく考えたら俺も悪いとこあるな)と思っている矢先に相手が折れているのだ。

格上は内心かなりホッとしているだろうし、それ以上攻めることに少なからず恐怖心を抱いているはずだ。

『きょ、今日はこのくらいにしてやるよ・・・』と格上に言思わせて終わらせる状況がベストだ。

 

③トドメは自分で刺さずに本人に決めさせろ

①と②が上手くいけばその時点で勝負は決している。

あえて自らトドメを刺さなくとも格上本人が過ちを自覚しているなら間違いない。

怒りに身を任せてトドメを刺してしまうことは一時的な快楽を生んでくれるかもしれないが、格上の心に恨みの念を残してしまう。

 

なので・・・

 

④最後はちょっぴり自分が負けておけ

こちらからトドメを刺さない。むしろメンタルをフォローしてあげる。

相手の顔を立ててあげる。そうすることで格上に対して貸しを作る。

格上の心の中で次の戦の準備をさせない。こちらの味方にしておく。

そのためにあえて少しだけ負けて終わらせておく。

 

要約すると・・・

相手の話を聞き切った後、言いたいことは一撃で言って、さっと身を引く。

これである。

 

僕の分析の結果、頭の良い人間ほどコレが苦手だと思う。

自分の正当性を主張するための正論が次々と頭に浮かんでしまい、実際に言ってしまうのだ。

そしてそれが通らない理不尽さにその身と心を焼き尽くされる。

何という可哀想さだ・・・。言葉の意味など実は誰も求めていないのに。

 

相手が正論を聞き入れる余裕がありそうな時に、一撃で伝えたいことを伝える。

そしてその直後に戦いから降りてあげることで相手に安堵と貸しを作る。

『こいつを敵に回すのやめとこ』と思わせておく。

 

逆を返せば、多弁は弱点の大安売りであると言いたい。

多弁な時って大体雰囲気で喋っているから。自分でもよく覚えていない。

手数と勢いで相手をねじ伏せようとしているだけ。

的確なカウンターにめっぽう弱いから(笑)

 

ビジネスのパワーバランスに悩まされている人の参考になりますと幸いです。

これを理解して実践することでだいぶ上手くいき始めました(^^♪