同僚への愚痴を肴に酒を呑む。
そうなったらもう終わりだと気づいた。
愚痴ってやつは何一つ生産的じゃない。
周囲を巻き込んで空気をひどく落ち込ませるし、対象者のイメージを下げるだけ下げて負の共同体意識を作り上げてしまう。
愚痴を言い合う職場というのは毒の中を泳いでいるようなものだ。
本人に対して正面からダメ出しをするのは価値がある。
その後は受け取り手次第だから。
ただ、本人のいないところで悪い所を紹介しあうのはゴミだ。
自分の品格を下げるだけの下卑た行為だ。
それが例えば相談とか改善に繋がるのであれば別だが、ただただ貶めていくのはマイナス効果しかないし多くがそうなりがちである。
他者の悪い所を見るのは本当に楽である。
『あるある』と共感を引き出すのも容易であろう。
愚痴を言い合うのは一種のデトックス効果があるかも、なんて人もいるけどさ。
吐き出したゴミは職場に溜まっていく一方なんだよね。
いつまでも対象の誰かに対してヘイトをぶつけまくっていて、その人が辞めてしまえば次の標的を探して同じことの繰り返し・・・何とも惨めで馬鹿げた話である。
その真逆のことをしてやろうぜ!
誰かターゲットを決めたらその人の良い所を探す。
そしてそれをみんなの前で発表する。それを循環させていく。
気持ちはプラスに働き、対象となった人はその誉め言葉に答えようとする。
人の悪い所を探すのが得意なら、反対に良い所だって探すのは難しくないだろう。
要は気づこうとする意志があるかどうかだと思う。
悪い所は本人に対してだけビシリと言う。
良い所はみんなの前で発表する。
これで行こう!