年末恒例の『ガキの使いやあらへんで』
今年はラスベガス編でしたね(^^)
毎週欠かさずガキ使を録画している僕としては見逃すわけにはいかない!
(まあ、ガキ使メンバーが出ているだけでテイストは全然違うんですが)
まず初めに総評。ラスベガス編は・・・
見所があんまりない。残念!!
(ただし全く無い訳ではない)
個人的な意見を言わせてもらうと、昨年が何だったのかというくらい不出来。
ぶっちぎりの低評価です(-_-;)
面白くないとか以前に常識破りの手抜きじゃないかという評価。
レギュラーメンバーのやり取りが一番面白いのは毎年のことですし、通常回も含めてガキ使の一番の魅力はそこだと思っています。
むしろそこはそうあるべきです。
しかし、笑いの仕掛け部分が相当にお粗末でしたね(^^;)
簡単にまとめてみましょう。
①ゲスト登場で一笑い、というのが定型化しすぎ
『まさかあの人がガキ使に・・・?』
っていう体の笑いが本当に邪魔。登場したら挨拶のように笑う。
なんて茶番(^^;)
登場した後のネタで笑いを取るべきであって、登場するだけで笑いにしようとするのは流石に視聴者にぶん投げ過ぎではないだろうか?
その人を知らないと成立しない笑いだもの。
そして何よりテンポが非常に悪い。
いちいち登場するだけでストップされるのが煩わしいのである。
②メンバーいじりが雑
菅野美穂が浜ちゃんに悪口を言うシーンがありました。
大御所に対してズバッという笑いなのですが・・・内容が生々しいし切り口が気持ち悪くて引いてしまう。
『芸人と俳優の呼び方を変えているのが下心見え見えでキモイ』
これが全く共感できないから僕の中では笑いとして成立しなかった(^^;)
そ、そうか・・・??何の問題があるの??
としか思えなかった。この下りの台本を書いた人はバランスが悪いと思う。
あとは方正さんの新幹線での往復代が高いとか。
テレビの裏側のことを当たり前のよう言われても・・・。
単純な話、ただの失礼。アレは笑いではない。
そんなものを見せられるのは不愉快ですよね。
③ラスベガスという設定が意味が意味を為していない
言うまでもないことですが、カジノ設定をが全く生かされていない。
素材だけ用意して料理せずに放っている感じ。
ギャンブルしているのに勝った分がどのように還元されるのか、負けたらどういうデメリットがあるのかがルールとして存在しない。
笑いの仕掛けの中でゴチャゴチャやっているだけ。
ギャンブルで勝ったら衣装が豪華になるとか食事がグレードアップするとか、負けてお金を失うと惨めな姿になるとか、だからこそメンバー間での嫉妬とか奪い合ったりとかの控え室のやり取りも生まれたりとか・・・
素人が考えても分かるようなことを一切していない。
④過去分の放送時間が長い
・・・ビックリしました。クイズ形式とは言え総集編のような物を見せられるとは。
全体の3割くらいが総集編らしいですよ(笑)
過去の笑ってはいけないをそれなりの尺を取って放送してクイズするだけ。
しかもそれをやっている間は笑っても良いとかいうアホ仕様。
面白い訳ないじゃん(^^;)
・・・いやぁ、個人的にこれはマジでビックリした。DVD化する気かな?
⑤芸人以外に替え歌ネタは止めましょう
料理の替え歌ネタは大好物なんですけれども、アレってプロの芸人だからこそ扱える劇薬だと思うんですよね。
上手く歌えないにしても間の取り方とか。
それを誰彼構わずに配ってやらせるのは愚策としか言えない。
それにどうせ台本があるんだろうと思うと・・・ストレートに冷める。
替え歌って即興ネタだからこそ映えるネタですよね。
・・・とまあ悪い所はこんな感じ。
お笑い第7世代との対決は丸ごといらない、とか元スマップの焼き直しは邪魔も思ったけどそれはまあ個人的な好みでしょうから。
でも上記の①~④は誰の目にも明らかなミスだと思います。
コロナのせいでもあるのかもしれないけど、それを踏まえてどう乗り越えてくれるのかを楽しみにしていたからすごく残念。
じゃあ反対に何が良かったか?
メンバー間のやり取りや方正さんのビンタの下りとか。
タイキック回避のスーツも好きだったかな。
でもそれって演者の実力ですからね。
ラスベガス編は作品としては微妙です(-_-;)
順位としては最下位かもしれない。
今回の反省点を活かして次は最高傑作を作ってほしいですね!