※この記事はネタバレを含みます※
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131話は遂にエレンの心情が語られました。
どんな気持ちで地鳴らしを行っているのか??
結論から言うとメンタルがボロボロでした・・・。
別に地鳴らしなんて心から望んじゃいないけれども、既に未来はそう決まってしまっている。
そのためにエレンは突き進むしかない。夢のためにも。
島の仲間を守るためにも。
(エルディア人が滅びるべきでは?という想いもチラッとあったけど受け入れられなかったみたい)
131話の見どころとしてはエレンとアルミンの対比があると思います。
同じ夢を語り合って共に死線を掻い潜ってきた二人ですが、今では別々の運命を歩むことになっている。
一体、何でこんなことになってしまったのか・・・?
『壁の外に出て未知の世界を冒険しよう』
それこそがエレンとアルミンの夢でした。
圧倒的な現実を前に何度も忘れかけてしまっていましたが、同時に二人が前に進むための希望の光でもありました。
アルミンは大人になりながら夢と現実の距離感を測りながら成長をしていました。
自分の夢と仲間の勝利を秤にかけて、仲間のための選択を出来るほどに。
しかしエレンは違っていました。
どんな形であれ『外の世界に出て』『未踏の大地を冒険する』に固執していました。
(そうすることで進撃を続ける覚悟が保たれていた)
しかし、衝撃の事実が判明してしまう。
『壁の外にも人が生きていて、普通に生活を営んでいる』
アルミンにとっても衝撃だったけれども、それはそれで現実として受け入れた。
ある意味、上記の事実でさえも未知の部分として受け入れられた。
それ以前に現実的に自分たちの行く末を案じる必要があった。
エレンは絶望した。
『未踏の大地なんて存在しなかった』
と判明してしまう。
最後の心のよりどころであった夢の半分が崩壊した。
しかしそれでも運命に従って進撃を続けなくてはいけなかった。
自由を得るという目的を大義名分として掲げるしかなった。
結果、二人の道を大きく分けられてしまうことになった。
定められた未来のために進撃を続けるエレン。
せめて自由だけは得てやろうというスピリット。メンタルは崩壊寸前。
まだ未知の世界があると信じて。二人で冒険をするために。
エレンと向き合うことを選んだアルミン。
ある意味、ようやく二人の道は合流する時を迎えたのかもしれない。
夢に縋りつくことで自我を保ってきたエレンの最後の支えはアルミンなのだろう。
もはや、エレンは生きる気力さえ無いように思われました。
が、アルミンがエレンの生きる力を蘇らせるのかもしれない。
世界を滅亡させた責任なんて取らない。
自由のために二人で旅に出よう。
~END~
というオチになるのかもしれない。
エレンにそんな資格があるとは誰も思わないだろうけど、極論言えば別に誰に許される必要もない訳で・・・。
頑張ってくれ!アルミン!