最近、よく考えるテーマがあります。
『どうすれば信頼を得られるのか?』
一生のテーマですよね(-_-;)
約束を守るとか、成果を保証する実力とか・・・
ちょっと考えれば分かる要素も沢山あります。
しかし、僕は"言葉遣い"も重要なのではないかと思います。
非常に簡単な話です。
自分の話していることに対して断言しているかどうか。
例えば上司がチームリーダーの部下に『あの案件、進捗どう??』って質問をしてくるとします。
案件の進捗状況は予定通りで順調であると仮定しましょう。
その場合の部下の回答として、
(A)『順調です。予定通りに納品できますよ。』
って回答するのと、
(B)『僕の知る限り、順調だと思います。』
と回答するのと・・・上司として感じる物には差があるでしょう。
(A)の回答は管理する立場にある上司としては嬉しい報告でしょう。
引き続きよろしく頼むね!ってなものでしょう。
しかし(B)はどうでしょう??
言葉の中に逃げ道のようなものが残されていますね。
失敗した時に上司とかチームメイトの責任にも出来てしまうような言葉です。
案件状況に対して最終的な管理責任がある上司としては微妙な回答です。
常に逃げ道を用意するのは賢い方法かもしれない。
しかし、そんな仕事のやり方をする人間は信用されない。
社会人なら責任を以て断言をするのが吉だ。
断言を出来る状況を作らなくてはいけない。
惜しいことに、その状況を作れているにもかかわらず断言を避ける人がいる。
非常に勿体ないと言わざるを得ない。
ちんけな責任逃れのために信頼を手放してしまうことになる。
結局、管理職の上司は自分の目と耳で状況確認をせざるを得なくなる。
(B)君の評価は下がってしまうだろう。
報告の前段階までは(A)と同じ状況を作れているのに。
これは上司の場合でも同じだと思う。
断言を避ける上司に人はついていかない。
同じ内容の言葉を発するのであれば断言することだ。
断言されない言葉は・・・中途半端になってしまって何なら邪魔だ。
少年漫画のかっこいい主人公が大事なシーンで『俺はお前に勝てるかもしれない!!』とは言わないですよね(笑)
彼らは断言をするからかっこいいんです(^^♪