しゃーねぇ・・・
俺は・・・かっこよく・・・ねぇんだからよ!!
(出典:ベイビーステップ 36巻)
絶好調から一転、自分のリズムを根本から狂わされて窮地に立たされたタクマが立て直すきっかけになったのは『自分がかっこよくないと気づくこと』でした。
観客や後輩からの期待を無意識にプレッシャーに感じている自分。
自分を追い詰める対戦相手への苛立ち。相手を嘗めていた自分への憤り。
それらから解放されるきっかけとなったのが『俺はかっこよくない』と開き直ることだった訳です(^^♪
おかげで劣勢だったリズムを立て直すことに成功するのであった・・・。
テニスでなくとも上記のようなことってありますよね。
何となく仕事の調子が良かったにもかかわらず、いきなり全てのバランスが崩壊して何もかもが自分の敵に思えてしまう時とか(^^;)
『ま、俺ってアホだからしゃーないわな』
って開き直るのはダメな例だと思いますけれども(笑)
『もともと未熟なんだから仕方ない。だからこそベストを尽くすんだ!』
と前向きに開き直るのは意外に大切だと思います。
メンタルダメージ的にも重く捉えすぎても良くないですし(-_-;)
今まで調子が良かっただけに、『あいつが邪魔している』『嫉妬されている』『周りが無能すぎて困る』と全てを他の責任にして逃避をするのはダメ。
かと言って、何でもかんでも自分のせいにして『俺は何をしてもダメなクズ』と悲観しすぎてしまうのも当然ダメ。
『俺ってかっこ悪いからこういう失敗もある。次は全力で備えて仕事する!』
と適度に責任を受け止めて次のステップに向かう。
って、それが簡単に出来たら何も苦労は無いんですけれども(笑)
だからこそ自分を客観視する意識は持つべきなんじゃないかなぁ(-"-)