後輩を破壊するための教育法がある。それは・・・
10を問われたら10を教えることである。
(サービスで11とか12を教えたらより驚異的だ)
つまり何が言いたいかと言うと、
後輩を育てたいなら教えすぎるな、ということだ。
何故か。ズバッと結論から言います。
教えすぎると考える力が養われないからだ。
僕は後輩を指導する時は仕事をする力を養ってもらいたいから、自分で考える力を身に着けられるようにあえて足りない教え方をする。
小手先の回答を与えてその場の仕事をササッと片付けるだけで良いのなら、1から10までを全て手取り足取り教えてあげれば良いのでしょう。
でもそれではその場の仕事を片付ける力が身に着くだけで、別の仕事には活かされにくい(-_-;)
でもあえて自分で考えるように導けば、悩んで解決をすれば、彼はきっと本質を理解してより次のステップへと進みやすくなるだろう。
しかしこの考え方、僕にとっては非常に当たり前のことなのだけれどもなかなか理解を得ることが出来ない(笑)
『教えないという教育法』なんてぬかそうものなら笑われてしまう始末である(^^;)
そして笑っていた彼らは、優しく手厚く1から10を教えてあげるのである。
そうして破壊されてきた後輩たちを何人も僕は見てきた・・・。
実際、僕も顧客に対しては上記のように優しく手厚く教えてあげる。
何故なら僕は顧客を『僕無しでは仕事が進められないよう』にして、逃がさないようにしようとしているからだ(笑)
信頼を得ているなんていうのは都合の良い話で、彼らは僕によって”駄目な仕事人”に成り果てているのである。
可愛そうだが、これ"仕事"なのよね・・・(笑)
まあ、お金をもらって彼らの手助けをするのも仕事の内だからなぁ・・・。
実際、できる人は僕の手によって破壊されない。
自分で考えるスキルを持っているから僕のことを道具として使用するのみだ。
でも自分で考える力を持たない人は誰かに縋るしかない。
馬鹿にしてはいけない。彼らも与えられすぎた被害者なのだから・・・(´;ω;`)
良かれと思って後輩に教えすぎている人達!
いい加減にそんな悪魔的な教育法から脱出しなくてはいけない!
正直、そんなものは貴方の自己満足に過ぎないと気づきなさい!!
そしてそんな教育法に染まってしまわないように指導を受ける側も意識をしなくてはいけない。
既に染まっている人も、ちょっとは自立して仕事をしましょう!!
知識なんて多少足りなくても良いと僕は思います。
授けるべきは知識ではなく思考法!
僕はそう信じて、こだわりを持って、『教えない教育』を続けます!(^^)!